2016年3月の相場を終えて
官房長ー!!
と、昨日円を買ってた私は右京さんばりに突っ込みを入れましたが、ドル円は年初来安値を更新してきましたね。
「相場を注視」と言うしかないと思いますが、市場がいちいち反応するので短期トレーダーとしては、ちょっとやりにくさはあります。
「4月の日銀で追加緩和を検討」とかでも反応しますからね。(´д`)トホホ
さて、月初の雇用統計祭りで少し遅くなりましたが、3月の相場を振り返りたいと思います。
3月相場振り返り
3月は期末という事もあってか、調整色の強い相場だと感じました。
私はレンジ相場用の逆張り手法もあったんですが、なかなか上手く機能せず・・それでも損失は最小限に止めることができ、細かく利益を積み上げてプラスで終えることができました。
1,2回の大きな失敗で吹き飛ぶくらいの利益でしたので、リスク管理という面では及第点が出せる内容であったと思います。
各通貨のボラティリティも縮小傾向にあり、特にポンド円はがくっと落ちています。
私のメイン取引通貨ペアに関して、月毎に集計してる資料がありますのでご参照下さい。
3月の円相場
2月は集中的に円が買われドル円は110.93円を付けましたが、17日にその安値を更新し110.67円まで、その後勢いは続かず結局400pips程のレンジで推移しました。
しかしながら、だんだんと高値が切り下がってきており、テクニカル的にはまだ下方向なのではと思っています。
3月のユーロ相場
ECBによる追加緩和があったものの、その後のドラギ総裁の会見からさらなる緩和は難しいとの思惑が広がり、ユーロは猛烈な買戻しという展開になっています。
22日にはベルギーで自爆テロが起き一旦ユーロは売られましたが、すぐに反転しており力強さを感じます。
ユーロドルは大きな時間軸で見ると、まだレンジ内ではあるものの、高値はだんだんと切り上げてきており、最近のドル安傾向と相まって上昇トレンドになる可能性もありそうです。
4月の展望
この記事は日曜日に書き出していたのですが、冒頭でも触れた様に、ドル円ではすでに年初来安値を割り込んできています。
目先は上値が重たそうな感じで、安値更新→口先介入で買い戻し→戻り売りみたいな流れを予想しています。ま、ショート目線です。
今月は21日にECB、27日にFOMC、28日に日銀と月末に重要イベントが控えていますが、どれも今の所更なる緩和、利上げは織り込んでいない様に思えます。
逆を言うと、何かしらのアクションがあった場合は、サプライズとして激しい値動きになる可能性もあり、凪or大時化といった極端な展開になるかもしれません。
また、買戻しが強まっていたポンドが先日大きく下げ、昨日もドル円の下落につられ再下落しています。こちらも、もう1段の下落ブースターが火を噴けば、ポンド円は年初来安値の154.73円を割り込み、ポンド円売りのトレンドになる可能性も十分にあると思いますので、「相場に注視」していきます。
それでは、今月も宜しくお願いします!
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