中腹のまほろば

FX・副業・ゲーム・ジブリ・スポーツ等をまったりと綴るブログです。どうぞごゆるりと(´・ω・`)

2016年5月相場のまとめ

こんにちは、ねこトレーダーです。(´・ω・`)ヤァ

5月が終わってしまいました。

厳しい相場が続いていますね・・・この環境でがっつり取れている方いるんでしょうか?

「大儲けしたぜ!」という方とはトレーダーとしての力の差があるなと実感しますが、やられた方、様子見に徹した方が多いような気もします。

日本株の話ですが、上旬は日銀にやられ、下旬はサミット関係で様子見という展開で、東証1部では、19日~30日は活況の目安とされる売買額2兆円を8営業日連続で下回り、30日は1兆5,600億円で今年最低を記録したという事です。

もちろんこれは株の話だけでは止まらず、為替や債券、コモディティ金融商品は全てが関連していますので、FXに関しても難しい展開が続いているのではないかと思っております。

 

5月相場振り返り

では、まずはボラ資料からです。

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やはり全体的に落ちていますが、ポンド円だけが高水準をキープしています。

リスク回避との意味合いで、ポンドドルよりポンド円の取引が多かったという事でしょうか。

興味深いのが、ほぼ一方通行だったユーロドルと豪ドルドルが、ボラの低さワースト1,2という結果になったという事です。

その2通貨をどれだけ早い段階で仕掛けキープできたか、ドル円の反転にどれだけ早く対応できたか、という相場だったと思われます。

 

5月の円相場

4月末の日銀大暴落で始まった5月の円相場、GW中にその流れに乗った海外勢の円買いを受け、ドル円は年初来安値を更新し105.55円まで下落しましたが、ふたを開けてみればこれが一旦の底値となりました。

そこにはなかなか重要なラインが集中しており、105円を割ったら100円か!?との声も聞こえていましたが、かなり硬かった様ですね。

その後はじりじりと上がり続け、日銀大暴落前とほぼ同じ水準111.44円まで戻しています。

瞬発力のある下落トレンドの後にゆるやかな上昇トレンドというスピードの違いもあり、個人的にはあまり対応できませんでした・・・。(´;ω;`)ブワッ

 

5月の豪ドル相場

5月上旬のもう1つの主役は豪ドルでしたね。

噂はちらほらありましたがRBAのサプライズ利下げにより、豪ドル円は5/6に78.19円まで下落しましたが、原油価格が50ドルまで回復してきた事もあり、2/11に付けた77.58円には届かずに80円を挟んでもみ合い状態。

豪ドルドルは5月下旬にかけてのドル円の上昇もあり、利下げ以降じわじわと下げる展開、5/24に0.7144ドルまで下落しましたが、こちらも0.72ドルを挟んでのもみ合い状態となっています。

 

5月のポンド相場

そして、今最も注目されているのが、イギリスのEU離脱問題で揺れに揺れているポンドです。

上旬こそ方向感に欠ける値動きでしたが、中旬から下旬にかけてはEU残留派が優勢との世論調査の結果を受けて、ポンド円は直近高値を上抜け163.87円、ポンドドルは5/3高値の1.4768ドルに迫る1.4740ドルまで上昇する局面もありました。

ところが、5/31のNY時間に『残留派42%、離脱派45%』との最新の世論調査の結果が伝わると、ポンド円・ポンドドル共に15分間に100pipsを超える強烈な下落、6/1の1時現在も安値を更新し続ける展開となり、結局この日はポンド円で約400pips、ポンドドルで約250pipsの暴落となりました。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

6月の展望

まず注目するは6/15のFOMCと翌6/16の日銀です。

最近はFRBの面々による利上げを織り込ませる様な発言が相次ぎ、先週末の時点で6月の利上げが33.8%まで織り込まれた様ですが、6/23のイギリス国民投票を控え、果たして6月に上げられるのかという懸念もある様です。

また、日本は消費税増税を2年半延期する事が決定し、7月に参議院選挙もある中で、『アベノミクス失敗』を払拭するために日銀が動く・・・事も考えられるとの声もある様です。

どちらにせよ先の事は分かりませんので、いつも通り両方のパターンを想定し、動いた方についていきたいと考えています。

 

そして、これらの陰に隠れし6/2のECBと6/7のRBAも忘れてはなりません。

6/16にBOEもありますが、まぁイギリスはそれどころでは無いでしょう。(;・∀・)タラー

豪ドルの5/24時点でのIMM投機筋ポジションは、4/26がピークだったロングが減少し続けショートとほぼ同水準になりましたが、実はショートはさほど増えてはいません。

これからロングが巻き返す事もショートに振れる事も考えられる転換期に来ていると思われます。

 

さて、6月はちょっとヤバ過ぎるくらいイベント盛りだくさんで、イベント後にがっつりと動き、次のイベントまでは調整といった4月と似た展開が予想されます。

中長期的には日々トレンドが変わる可能性がありますので方向感を見誤らずに柔軟な対応を取りたいところ、短期的にはイベント時はもちろんの事、イベント関連のニュースや発言にも注意し、リスク管理を徹底しないと大けがする可能性の高い1ヶ月だと思われます。

正直、こんな神経質な相場はもううんざりですが、仕方ありません。(´д`)トホホ

爆益は取れなくても、1ヶ月生き残れる様頑張っていきたいと思います。

それでは皆様、今月もよろしくお願いします!(`・ω・´)ゞヨロシコ!

 

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