世界が終わる日②
こんにちは、ねこトレーダーです。(´・ω・`)ヤァ
今日は前回途中まで書いた妖怪RPGの話の続きです。
今回初めて当ブログを読む方は、前回の話から読んで頂けると幸いです。
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妖怪RPGの話・完結編
私が子猫の頃にプレイした妖怪RPG、敵の設定がぶっ飛んでるという所まで書きました。
しかしそれだけに止まらず、ゲーム序盤から世界のほとんどの場所に行くことができるという、超絶自由な設定でもあったのです。
何をしたら良いのか分からず世界をうろうろ・・・そして突然現れ襲ってくる妖怪から必死に逃げ回るという、世界を救う者にあるまじき行動を繰り返していました。
すでに半べそ状態ですが、それでもゲームを続けます。
そうこうしているうち、私自身の知識や知恵が増え、徐々に生き残る術が身に付いていきました。
我が家ではゲームは1日1時間と決まっていたので、少しずつではありますが着実に世界平和が近づいている事は確かでした。
しかしある日、このゲーム随一とも言えるぶっ飛んだ設定のとんでもないダンジョンに出くわしたのです!
それは非常に長く複雑で、とても1時間ではクリアできないものでした。
さらに、このゲームにはダンジョンを脱出できる魔法みたいなものがあり、それを使うと入口に戻るのが普通でしたが、このダンジョンに限っては必ず袋小路のゴールに戻るという鬼設定でした。(;・∀・)タラー
ゴールでは主人公を強化することができたので、要は、ダンジョンに入り脱出魔法でゴールへ行き、強化を済ませた後自力でダンジョンをクリアしてスタートへ戻る必要があったのです。
当時は父親もゲームをやっており、この妖怪RPGはセーブデータが1つだけしか無かったので父と同じデータをプレイしていましたが、父もゲーム初心者、この鬼ダンジョンを前に2匹して行き詰ってしまったのです・・・。
それからというもの、
鬼ダンジョンに挑むも失敗
↓
袋小路では何もできず、つまらなくなってリセット
↓
鬼ダンジョンを避けプレイするも、やっぱり敵が強い
↓
再び鬼ダンジョンへ・・・
という無限ループの日々が続きました・・・。
今みたいにネットも攻略本も無かった時代ですからね。
それから何日経ったかは分かりませんが、明けない夜は無い、上がらない雨は無いとよく言ったものです。
私は諦めが悪く負けず嫌いのため、何度も何度も挑んだ結果、ついに鬼ダンジョンをクリアするのです。
まさに、執念と偶然から起きた奇跡的な大偉業でした!
もちろん父親にも報告します。
父より先にクリアできた事が何より嬉しかったのです。
しかし喜びもつかの間、次の日ゲームを起動した私はこの世の終わりを知る事になります・・・。
なんとまた袋小路の中にいるんです!
ガ━━━━(゚д゚;)━━━━ン!!
負けず嫌いは父親譲りだった様です。(´∀`*)エヘヘ
子供に先を越されたのが悔しかったのか、父は私がクリアした鬼ダンジョンに再び挑み、クリアできずに袋小路でセーブ(データ記録)してしまったのです。(ノ∀`)アチャー
袋小路でセーブなんてしたらリセットしてもそこから再スタートですよ・・・もう1回あの鬼ダンジョンをクリアするまで何もできません。
さすがに心折れた私はそれからというもの、別のソフトをプレイするのでした。
長々とお付き合い頂きありがとうございました。
当時の衝撃が強すぎて未だに鮮明に覚えています。
今となっては良い思い出ですけどね。
体調が回復したら次回はFXの3要素・メンタルについて書こうかと思います。
それでは皆さん、爆益を!(σ・∀・)σゲッツ!!