2016年4月の日米金融政策のまとめ
「クロちゃんです!あわわわわ~!」
はい、あわあわしたのはクロちゃんではなく、市場でした。((((;゚Д゚))))アワアワ
事前に情報のリークがあった日銀ですが、残念ながらそれはデマだったという結果になってしまいました。
時系列でまずFOMCからまとめたいと思います。
FOMC
こちらは市場予想通り9対1で現状維持、1人は0.25%の利上げを支持。
「世界イベントが見通しにリスクを与える」との文言が削除されたが、「成長に減速の兆しが見える中、労働市場は一段と改善」と経済判断を下方修正。
翌日の日銀も控える中、ドル円は一旦111.06まで売られましたが、すぐに反転上昇し111.73まで。
その後ややドル買いが優勢となるも方向感に欠け、対ユーロに関してもほぼ同じ様な値動きになりました。
日銀
日銀は7対2で現状維持を決定。
「2%の物価達成時期が2017年度前半から2017年度内」へ後ずれ。
先日の情報リークの件もあり、市場は何かしらの緩和策を講じてくると期待が大きかったですが、特に何も無し。
結果ドル円は急激に売られ、クロちゃんの会見前には108.66までの300pips以上の下落。
4/11の直近安値107.63からのトレンドラインもあり、108円では一旦サポートされましたが勢いは止まらず、107.92まで安値を更新しました。
本日も休日の東京時間から売られ、11時現在で4/11安値を割り込み107.08まで値を下げています。
(左:ドル円15分足、SMA200、ボリンジャーバンド21、RSI14、日銀発表時から当日安値のフィボナッチ。右:ドル円1時間足、テクニカルは左と同様、各種トレンドライン)
FOMC&日銀トレード
私は根性でFOMCまで起きていましたが、現状維持という事が決まった時点でほぼノートレ決定。
値動きも荒っぽかったので、1枚だけ仕掛けてすぐ決済し終了しました。
日銀はドル円で上なら短期ロング、下なら中長期ショートのイメージで待っていました。
結果下になった訳ですが、あまりにも下落の勢いが強く、会見時には含み益が100pipsを超えたので一旦利確しました。
短期ポジションの数量売っていれば・・・と忘れずに妄想もしておきます。ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!
その後リスクを抑えめに、1回短期の戻り売りで仕掛け利確して終了しました。
これから日本はGWが始まりますし、すでに円買いの第2波が来ている気もしますので、できれば中長期用にドル円の戻りを売りたいと考えていますが、なかなか良いタイミングが無く、現状は売れていません。(´д`)トホホ
上のチャートを見て頂ければ分かりますが、フィボナッチが綺麗に機能しています。
38.2%戻しの109円ローくらいを狙っていましたが、昨日の段階では戻り高値が23.6%戻しの108.73となっており、売り逃した筋がこぞって売りに来ているという印象を持ちます。
また、先日豪ドルも爆下げしましたので、豪ドル絡みのポジションも検討していますが、ショートするとスワップが大きいので躊躇してしまいます。(´・ω・)ウーム
中長期用にポジったらまた記事にしてご報告しますね。
本日で4月も終わり、気を抜かずにトレードしていきたいと思います。
それでは、皆さん爆益を!(σ・∀・)σゲッツ!!
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