中腹のまほろば

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2016年6月の日米金融政策のまとめ

こんにちは、ねこトレーダーです。(´・ω・`)ヤァ

FOMC、日銀と2つの大きな山を越えました。

FOMCは現状維持との見方が強く、特にサプライズも無く値幅も大したことはありませんでしたが、日銀の現状維持に対しては円が大きく買われる結果となり、まさに富士山級の大相場となりました。

ちなみにBOEもありましたが、普通に現状維持。

むしろここ最近の値動きより穏やかに終了しております。(;・∀・)タラー

では、まずはFOMCから振り返ってみましょう。

 

FOMC

全会一致で現状維持、英国民投票を考慮しての政策決定。

2016年内の利上げ予測は2回が過半数を占めるも1回が6人(3月時点では1人)と下方修正、2017年は3回の利上げ(3月時点では4回)を予測しているとの事。

四半期毎に公表する2016年のGDP予測を2.2%から2.0%へ下方修正。

「経済活動の成長が持ち直した一方、労働市場の改善ペースは著しく減速。」

「明確に次回の雇用統計を見極める、大統領選挙は考慮しない。」

との声明を出しました。

 現状維持の発表を受けて素直にドル売りで反応し、ドル円は年初来安値105.55円を突破して一時105.43円まで下落しましたが、翌日の日銀による追加緩和への期待感もあり、すぐに買い戻されて行って来いの値動きとなりました。

 

日銀金融政策決定会合

量的緩和(8対1)、質的緩和(8対1)、マイナス金利(7対2)で現状維持を決定。

ドル円は午前中から株安を受けてじわじわと下がっていましたが、前場が終了して間もなく現状維持が発表され下落ブースターに点火。

104円ミドルまで落ちて少々揉んだ後に再下落、クロちゃんの記者会見が始まる頃には103.53円まで円高が進みました。

その後、太郎ちゃんはだんまりでしたが、ガースー(菅官房長官)の円高牽制もあり買い戻しが進み、本日10時現在104円台で推移しています。

(左:ドル円15分足、SMA200、ボリンジャーバンド21、RSI14。右:ドル円1時間足、テクニカルは左と同様。)

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FOMC&日銀トレード

FOMCは市場予測通りの現状維持で、私も行って来いの相場を予想していましたので、ほぼイメージ通りのトレードができました。

ただ、前回安値を割り込むとは思っていなかったのでちょっと焦りましたが、下の方でロングで仕掛け、ジャネットの記者会見時の上昇でひっぱらずに利確しました。

日銀に関しては、もしかしたらサードインパクトもあるかも・・・と思って身構えていましたが、案の定と言うか、やっぱりと言うかの現状維持。

1回ショートで参加賞程度を貰いましたが、ここまでの下落になるとは予想外で、かなり大きな値幅になったのにも関わらず殆ど取れていません。(´;ω;`)ブワッ

 

6月残るイベントは23日のイギリス国民投票

さて、イベント満載の6月ですが、残るはエベレスト級のとてつもない山、6/23のイギリス国民投票を残すのみとなりました。

その国民投票の件で昨日、残留派の女性議員が「ブリテン・ファースト」と叫ぶ男に銃で撃たれた上、刃物で刺されて死亡したという、痛ましい事件が起こってしまいました。

この事件を受け、この日予定されていた残留離脱派の集会や運動が中止される等、かなりの衝撃が走っている様です。

加えて一部の噂として、投票日を延期するという情報も出ています。

関連サイトリンク

headlines.yahoo.co.jp

 

また、現在ロンドン在住の元為替ディーラー松崎さんが、とてもためになるコラムを執筆されていました。

さすがは元プロ、どこかのアホトレーダーのコラムとは雲泥の差ですので、興味のある方は下記リンクからどうぞ。

関連サイトリンク

zai.diamond.jp

 

昨日も世論調査の結果が発表され、17時にIPSOSが、残留47%・離脱53%、20時にサーベーション/IGが、残留42%・離脱45%との結果になった様ですが、その後に起きたこの事件が、今後の展開に少なからず影響するものと思われます。

もし予想するならば、私は今回の事件を受けての『残留』にbetします。

今後世論調査の結果がどう変わるか注目していきたいと思います。

 

それでは、今日も皆様爆益を!(σ・∀・)σゲッツ!!

 

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